05 1 / 2012

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滝本弁護士によると、平田容疑者は12月31日午後9時前、JR大崎駅から歩いて大崎署へ行ったが、署への入り方が分からず諦めた。駅へ戻る途中の公衆電話で、オウムの特別手配容疑者に関する情報提供を呼びかけるフリーダイヤルに約10回電話。ところがずっと話し中で、仕方なく110番。「平田信の担当はどこか」と尋ねると「警視庁だ」と告げられたという。

 その後、時間をつぶしながらJRと地下鉄日比谷線を乗り継いで警視庁本部へ。警視庁の捜査でも恵比寿、霞ケ関両駅の防犯カメラに平田容疑者が写っているのが確認された。

 年明け間近となった午後11時35分頃、警視庁本部の正面玄関で名乗り出て出頭しようとしたが、警備の機動隊員が悪質ないたずらと判断。丸の内署に行くよう指示したため、平田容疑者は同50分頃、同署に出頭した。

 ところがここでも、最後の“トラップ”が。女性警察官に名乗ったものの「ウソ」と疑われたため「ほら僕、背が高いでしょう」と主張。「本当にそうなの?」と署内に引き入れられ、最終的には指紋照合で本人と確認され、逮捕された。

 警察は、手配者本人という最高の情報提供者からの直接連絡を受け損ねた上、繰り返し本人を“スルー”。平田容疑者が、粘り強く出頭を試み続けたため、4度目でようやく逮捕されたことになる。

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